転職を検討しつつ、安定した生活を維持するのなら、在職中に職場を探して退職してすぐに新しい職場で働き始められるのが理想だ。ただ、看護師の場合、仕事が忙しい現場が多いため、求人探しの時間を確保できずに転職活動を進められないケースがよく見受けられる。特に、責任あるポジションにいる看護師ほど困難が伴うだろう。
だからといって、退職後に転職活動を始めるのはあまりおすすめしない。というのも、転職活動が難航したら焦って正しい判断ができなくなってしまうだけでなく、何か月もの空白期間ができるリスクもあるからだ。そんな悩みを解決する合理的な手段として、転職エージェントのサービスを使って探す方法がある。
転職エージェントは、求職者にコンサルタントが付き、職探しを全面的にサポートしてくれるのが特徴だ。なんでもコンサルタントがやってくれるため、自身は仕事に集中することが可能だ。転職の条件や希望を伝えれば、プロが候補を探してくれるため、転職活動の手間はかなり少なくて済む。その際、希望をエージェント側が正しく理解するため、基本的に面談は必要になるが、電話で対応してもらえるケースもある。
それだけでなく、転職エージェントの中には、書類の書き方や面接のアドバイスも指導してくれるところが多い。はじめての転職の方や久々の転職の方は、しっかりサポートを受けることをおすすめする。過去に転職歴があったとしても、世の中の求める人材像が変わっていたりするケースもあるため、転職のプロの話は聞いておいた方が良い。